CSS

HEADING DESIGN

コピペから始めるウェブページの見出しデザイン

ウェブページを構成する要素の中で、最も重要と言えるのが見出しです。見出しは、その後に続く情報がどういった内容なのかを端的に示すものだからです。

見出しを目立つようデザインすることは、必要な情報を素早く見つける助けとなります。そこで、今回は見出しをデザインする上で重要だと思うことを、コピペできるコードとともに紹介します。

CSSのbox-sizingにはないmargin-boxを疑似的に再現する小技

CSSのbox-sizingプロパティには、widthプロパティやheightプロパティなどで指定した幅を、要素のコンテンツ領域に適用するcontent-box (既定値) と、要素の境界 (border) まで適用するborder-boxがあります。

また、W3Cの草案に登場し、FireFoxにのみ先行実装された、要素の内側の余白まで適用するpadding-boxもあります (現在はFireFoxを含む全てのブラウザで使用できません)。

しかし、要素の外側の余白まで適用するmargin-boxというのはW3Cの草案にも登場しません。今回は、このmargin-boxを疑似的に再現する小技を紹介します。

WordPressでCSSファイルをインライン化する最良の方法

ウェブサイトの表示速度の高速化の一環として、CSSファイルをlink要素で読み込むのではなく、CSSファイルの内容をstyle要素内に書き出すインライン化で、HTTPリクエストを減らす手法が有効な場合があります。

今回は、WordPressでCSSファイルをインライン化するための、最良だと思われる方法をご紹介します。

必要な時だけ現れる影の存在 半角スペース

半角スペースのHTMLにおける特徴とそれを応用したCSSテクニック

HTMLとCSSを勉強しはじめた頃の「あるある」の一つに、記述した覚えのないところに空白が生じるというのがあります。

例えば、リストアイテム (li要素) をインライン (display: inline;) で表示させた際に、リストアイテム間に空白ができる場合があります。

今回は、この空白の正体である半角スペースのHTMLにおける特徴と、その特徴を生かしたCSSテクニックを紹介します。

CSSのmarginで悩む人に試してほしい全称セレクタの活用方法

良いデザインにはマージン (余白) が適切に設定されているものです。

Webデザインの場合、マージンはCSSのmarginプロパティで設定しますが、「マージンの相殺 (margin collapse)」「入れ子になった要素への対処」「汎用性」などを考慮しなければなりません。

そこで今回は、長年の研究により編み出した、全称セレクタ (ユニバーサルセレクタ) を活用した、使い勝手の良い垂直マージンの設定方法をご紹介します。

CSS Grid Layoutのカラムの幅が拡張される問題を解決する方法

Web制作を長くやっている人なら、IE6の「要素拡張問題 (Expanding Box Problem)」を知っているのではないでしょうか?

この「要素拡張問題」は、要素に指定した横幅を無視して、要素の内容が要素の幅を押し広げてしまうというものです。

CSS Grid Layoutのカラム (列) でも、同様の問題が起こったため、その解決方法をご紹介します。

CSSの100vwに垂直スクロールバーの幅が含まれる問題を解決する

CSSで使用できる単位の vw (Viewport Width) をうまく使えてますか?

親要素の横幅を基準にする % と異なり、vw はブラウザの表示領域を基準にするため、祖先要素の横幅に依存しない相対的な幅を設定することができます。

この vw にはブラウザの表示領域に表示されるスクロールバーの幅も含まれます。

スクロールバーの幅は、ブラウザによって異なるだけでなく、コンテンツの量や閲覧環境 (PC・タブレット・スマートフォン) によって、表示されたり表示されなかったりするので、vw は使いづらい印象があります。

今回は、スクロールバーの幅や表示・非表示の影響を受けずに 100vw を活用するためのテクニックを紹介します。

レンダリングを妨げるリソースの除外でPageSpeed改善2019

SEOに力を入れているウェブサイトの制作者や運営者なら、PageSpeed InsightsGTmetrix などを利用して、ウェブページの読み込み時間 (表示速度) をチェックしていると思います。

今回は PageSpeed Insights の診断で「レンダリングを妨げるリソースの除外」という項目に引っ掛かってしまった際に、当ウェブサイトで行った施策をご紹介します。

CSSで段組みと内容の流し込みをするcolumnsプロパティの使い方

PCでAppleのサイトを表示した時のフッターメニュー (フッターサイトマップ) のように段組みして、なおかつ、画面サイズに応じて段の数を調整しつつ、内容の流し込みをする、columnsプロパティという非常に便利なCSSプロパティがあります。

しかし、実際に使ってみると、各ブラウザで意図したとおりに表示されない場合があって四苦八苦したので、意図したとおり表示される場合とされない場合を合わせてご紹介します。