営業自粛でステイホーム何する?という人は情報を発信しよう
コロナ禍で世界中が大変なことになっていますね。日本政府による緊急事態宣言で、営業自粛する店舗も目立つようになりました。
さらに、これから本格的にゴールデンウィークへと突入しますが、東京都では「ステイホーム週間」として、外出自粛要請を強めており、店舗を経営されている方には厳しい状況かと思います。
そこで、そんな苦境下だからこそ、インターネットによる情報の発信に力を入れてみていかがでしょうか?
今回は、インターネットで情報を発信する必要性を解説します。
大企業が常に行っている、情報を発信するということ
大企業が常にやり続けているのが情報の発信です。テレビCM、新聞・雑誌の広告、Webサイト、Web広告と、様々な媒体で行っています。
情報を発信する理由は、商品を宣伝するためだったり、企業自体の認知度を高めるためなど、理由は様々です。
企業にとって、企業そのものや、商品・サービスを知ってもらうというのは生命線と言えます。どんなに素晴らしい商品・サービスを提供していても、誰も知らないのであれば、無いのと同然ですからね。
しかし、それは大企業だけでなく、中小企業や個人経営の店舗でも同様です。
廃業する店舗と廃業しない店舗の差
シャッター商店街が増えているというニュースはよく聞くかもしれません。個人経営の八百屋さん・肉屋さん・魚屋さん等がどんどん無くなっています。
これらのお店で売られていた商品の多くが、スーパー・コンビニ・量販店で手に入るようになったためです。しかし、生き残り続けている店舗もあります。
生き残り続けている店舗の最大の特徴は、競合する店舗と競合しない商品を扱っているとか、競合する店舗よりも質や価格で勝っているというだけではなく、それが広く消費者に認知されているという点にあります。
自粛要請で広まる店舗の業態変化
このコロナ禍で、営業自粛する店舗もありますが、例えば、料理を提供する店舗がお弁当の販売に専念したり、店頭で直接販売していたものをオンライン上で販売するといったケースも増えているようです。
現在、多くの人がスマホでインターネットを利用しています。
スマホでのインターネットの利用が増えたことで、Googleなどの検索サイトでは、位置情報を元にして検索精度を向上させる仕組みを取り入れています。これにより、スマホユーザーと地理的に近い店舗の情報が検索結果に表示されやすくなりました。
つまり、「お弁当を始めました」や「オンライン販売を始めました」といった情報を発信しているかどうかで、業態変化後の売り上げに差が出ることが予想されます。
情報を発信を始めるのは難しくない
中小企業や個人経営の店舗では、情報の発信を行ってない所もまだまだ多いと思います。それは、資金的な理由でできないと判断しているのかも知れません。
しかし、中小企業や個人こそ、情報をどんどん発信していくべきです。資金に余裕がないのであれば、無料ブログやSNSを利用するのもいいでしょう。
代表的な無料ブログサービス
- Tumblr (タンブラー)
- Tumblr, Inc.が提供する、海外の利用者が多いブログサービス。
- アメブロ
- 株式会社サイバーエージェントが提供するブログサービス。芸能人・有名人ブログで知られている。
この他にも、Excite、goo、livedoorといった、ポータルサイトが提供するブログサービスもあります。
代表的なSNS
- Facebook, Inc.が運営する世界最大のSNS。
- Facebook, Inc.が運営する写真共有に特化したSNS。「インスタ」の通称で知られる。
- Twitter, Inc.が運営するSNS。米トランプ大統領も利用していることで知られる。
中長期的な情報発信手段として独自のウェブサイトを運営する
制作会社に依頼してウェブサイトを作ると数万から数百万単位の費用が発生します。
しかし、独自でウェブサイト (ブログ・ホームページ) 作って運営するなら、年間1万円前後のランニングコストだけで可能です。
また、無料で利用できるサービスは規約変更などを行う可能性があり、今、使える状態が永続的に使える保証はありません。独自のウェブサイトであれば、そういった心配がないのもメリットの1つです。
ウェブサイトの運営で、最低限必要なものはサーバーとドメインだけです。
サーバーとは
サーバーは、例えるなら情報を保管しておく倉庫のようなものです。
ウェブサイト内のリンクをクリックしたり、ウェブブラウザのアドレスバーにURLを入力すると、サーバーに「このURLの情報をください」とリクエストが送られ、サーバーはリクエストに対するレスポンスを返します。これがインターネットの基本的な仕組みです。
現在は、WordPressをはじめとするCMSでウェブサイトを作成・公開するのが一般的になっており、サーバーによっては簡単にCMSを利用できる環境が整えられています。
ドメインとは
ドメインはウェブサイトの住所にあたり、独自のメールアドレスにも使用されます。
ドメインは.com (コマーシャル)、.net (ネットワーク)、.org (オーガナイゼーション) や、.co.jp (日本の企業)、.ne.jp (日本のネットワークサービス) などが広く使用されていますが、現在では.tokyo (東京)、.yokohama (横浜) といった地域を意味するものなど、多種多様なドメインが取得できるようになっています。
レンタルサーバーとドメイン取得サービスでオススメの会社
- GMOデジロック株式会社
- GMOインターネット株式会社のグループ会社で、レンタルサーバーのバリューサーバーと、ドメイン取得サービスのバリュードメインを運営している会社です。サーバーとドメインをセットにした【まるっとプラン】なら月額133円から。また、他社と比べて豊富な数百種類のドメインが低価格で取得できます。
- エックスサーバー株式会社
- レンタルサーバーのエックスサーバーと、ドメイン取得サービスのエックスドメインを運営している会社です。多くのウェブサイト運営者に定評のあるエックスサーバーは月額900円から。
- ネットオウル株式会社
- レンタルサーバーのスターサーバーと、ドメイン取得サービスのスタードメインを運営している会社です。スターサーバーのWordPressが利用可能な最安プラン「ライト」は月額200円から。
〆
このコロナ禍で苦境にある今だからこそ、インターネットで情報を発信する力をつけ、今回のコロナ禍だけでなく、第二・第三の緊急事態宣言にも対抗できるよう体制を整えてみてはいかがでしょうか?